逆子の鍼灸治療
逆子と分かって何かできないかな?と考えていたとき鍼灸治療がいいと知ったけれどちょっと不安。
逆子と聞いて、お赤ちゃんやお母さんの身体への影響などお医者さんから心配はいらないと言われていても不安になってしまうときもあります。そこで、逆子についてのことや逆子の鍼灸治療についてなどをまとめました。
逆子の鍼灸治療あれこれ
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逆子と診断されたらいつ鍼灸治療をするばいいの?
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妊娠30~32週ごろに診断されることが多いようです。
妊娠30週以前、妊娠32週以降に逆子と診断されることもあります。鍼灸治療は、診断されてどの時期でもできますが、妊娠36週くらいまでには逆子が改善していないと『帝王切開』の日時が決まってしまうようです。
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妊娠何週くらいまでなら逆子が改善する?
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その方の状態にもより、妊娠からの数週が少なくても改善しない場合もあるのですが、妊娠何週かわかりませんが、改善率(矯正率)89.9%という報告もあります。ただ、出産予定日が近くなるほど胎児が成長するので改善率は低くなります。
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流産の危険はないの?
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大丈夫ですよ。
腹部の鍼治療と片足に2ヶ所ずつお灸をしますが、妊娠時に気をつけけなればいけない刺激の強さには十分気をつけて行います。今まで、逆子の治療を行って流産された方は当院ではいらしゃいません。
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自分ではできないの?
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三陰交と至陰という経穴にせんねん灸をする方法があります。
ご自宅でせんねん灸をされて改善される場合もあります。もし、せんねん灸で改善されなくても鍼灸院で治療をして改善する場合もあります。鍼灸院で行うお灸とせんねん灸では刺激の強さが異なることや鍼もするからだ考えられます。
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料金はいくらですか?
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当院では、初めてお越しいただく場合のみ初診料をいただいております。
初回のみ初診料+治療代をいただいております。
初診料 | ¥500 |
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鍼灸治療 | ¥1,500 |
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他の治療と比べて料金が安いのはどうしてですか?
当院で行う他の症状の治療に比べて、治療する部位がかなり少ないからです。でもいい加減な治療を行うことはありません。
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逆子を予防する方法ってあるのかな?
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逆子の多くは原因が不明なので、基本的には予防法はありません。
ただ、妊娠中に下半身が冷えると、末梢の血管が収縮し、逆子になりやすいくなると言われているようなので、下半身を冷やさないようにお気をつけください。
また、軽いウォーキングなどの運動は血流をよくしてくれるので、日頃から無理のない運動をされるといいかもしれません。
せんねん灸が残ったら
逆子の治療をせんねん灸でされた場合、せんねん灸が思ったより残ってしまうこともあるかもしれません。
そのときは、安産灸をしてみてはいかがでしょうか。
両足に1ヶ所ずつになります。経穴は『足三里』になります。出産まで毎日、足三里に安産灸続けるとお産のとき、安産灸を続けたことが役にたってくれるかもしれません。